★プロフィール

年齢:30代前半 未婚

生まれ:東京都

職業:リハビリ関係

好きなこと:おいしいものを食べる、アート鑑賞、漫画を読む、簡単なお菓子づくり

今後やってみたいこと:病気や仕事がある程度安定したら、太極拳、フラダンス、登山等をしたい!

(すべて体を動かすことですね・・・)

発症時期:2011年 秋に診断を受ける。

既往歴:左卵巣のう腫(成熟奇形腫でブラックジャックのピノコちゃんを持っています)(2013年に診断 経過観察中だが、今年中に手術方向)

症状:胸痛、背部痛(背中の痛み)肩や首のこり、喉の詰まり等

気胸になりやすい時期:排卵時期(生理終了10日から14日)と、生理前日から生理3日後あたり。

 

★経過

2011年

2月:健診で右気胸疑いと受ける。再度、健診の病院(呼吸器科がない)へ診察、問題なく経過観察となる。2月以降、時折、胸痛や右肩のこり、喉の詰まりがあったが、いつの間にかなくなっていたのであまり気にしていなかった。

10月:色々と頑張っていた時期に突然、胸痛、息切れ、空咳などの症状あり、仕事を休んで近くの呼吸器科クリニックへ受診。右気胸と診断され、総合病院へ行くよういわれる。S病院の呼吸器内科へ受診。肺は半分くらいしぼんでいた?か、「入院した方がいいかな~」と呼吸器内科の医師に言われ、即日入院となる。初めての入院となり<10月7日から10月20日までドレーン治療を行うが、1週間以上たってもエアリークが続き改善せず。再発率の高さもあり、初発だったが胸くう鏡手術を受ける。肺尖部にブラがありその切除と手術中横隔膜に孔(穴)が見つかり、その部分切除をしてもらう。術後、3日目にして予定通り退院。なんとか職場復帰もできた。この時期、月経随伴性気の情報を得ようとブログなどを何度も見ていた。

11月:退院後の診察、病理検査の結果では、切除した横隔膜は内膜組織であったことが判明。月経随伴性気胸と診断を受ける。また、この頃肋間神経痛の存在もよく分からず、何による痛みか不安になり、11月は5回も診察へ行く。主治医に電話相談しては予約外受診を受けていた。肺のふくらみもイマイチで、生理前日、気胸再発。医師の勧めで初ソラナシックエッグをいれる。12日間で改善。エッグ中は、変わらず出勤し披露宴にも参列した。

12月:この頃は、週に1回程度の診察。レントゲンでは、肺が膨らんではしぼむを繰り返していたが、経過観察でOK。休まず仕事にもいけ、プライベートも楽しんでいた。また、婦人科で子宮内膜症の検査を受け、問題なかったが、若干卵巣が腫れていると言われていた。

 

2012年

 

9月:生理終了後の11日目の排卵時期、仕事中に、胸痛、息苦しさがあり「つぶれた?」と感じるほどだった。この時、主治医は休職しており、別の医師が対応。肺が半分以下になっていたが、治療法が選択できたため脱気(注射器にて空気を抜く)をお願いして、5日ほど安静にしていた。

11月:生理3日目、胸痛、息苦しさがでる。気胸再発、この時も脱気の処置をお願いする。9月と11月の大きな再発をきっかけに主治医と相談して、気胸専門の病院へ転院を決意。主治医は女医さんでいつも丁寧に説明をしてくださり、信頼していただけに転院は心苦しかった。最後の診察は若干泣いていた(;‐;)

12月:T病院初診。検査入院することが決まる。

 

2013年

1月:子宮頸がんの無料健診を受けた際、左卵巣のう腫(6センチ前後)であると言われる。あっさりと言われ、気胸もある中で、もうひとつ病気!?とかなり不安になった。とりあえず経過観察となる。

2月:2泊3日の検査入院。<2月5日から7日までCT、MRIの検査、婦人科の検査、内視鏡の検査を受ける。横隔膜に病変があると検査結果を受ける。

4月:2月から4月まで、体調は低め安定だったが、手術までなんとか持ちこたえてとの気持ちで仕事をしたりと忙しく過ごしていた。手術入院。<4月22日から4月29日まで運よく窓側の病室をゲットできた。手術は、横隔膜と胸壁、肺の血腫の切除をしてもらう。横隔膜と胸壁の血腫は内膜組織と思われ、肺の血腫は原因が分からないので、病理検査を待つこととなった。

5月:生理終了10日あたりから身体に空気がたまっている感覚や、背部痛、労作性疲労があり、15日目の排卵時期、予約外診察を受けると、軽度の気胸。症状が強ければエッグを入れるとのことで、楽になればと入れてもらう。

6月:しかしエッグにて改善せず、再入院となる。<6月3日から15日までドレーン治療行い、造影検査では穴を発見。しかし、穴にフィブリン糊を注入する治療を受ける前にエアリークがなくなり、糊の治療を受けずに軽快にて退院。再手術後の再入院でさすがに落ち込んで何も考えられずにいたが、初めてできた同じ月経随伴性気胸の友達に支えられる。2週間ほどの入院で、6月から異動が決定していた部署へやっと仕事復帰できる。

9月:排卵時期に、やはり空気がたまっている感覚や背部痛、労作性疲労があり、気胸を再発。医師の判断で、ソラシナッグエッグを入れるが、10日間入れても改善せず再々入院となる。<9月13日から10月15日まで1週間ほど、ドレーン治療をするがエアリーク続き、1回目の糊の治療を実施。当日の夜、悪寒があり今までにないくらい震え39.4℃の高熱を出す。この時の夜勤看護師さんの対応が的確で素晴らしく、次の日の朝には下がるが、数日だるさや食欲不振などが続いた。問題のエアリークは減ってきたかに見えたが結局変わらず。1週間後、2回目の糊の治療を実施。この頃、排卵時期を向かえたのもあったか、1週間の経過を見ても改善せず。

10月:CTでは、医師が予測していたよりも、糊の治療では塞がらない大きなブラがあり、再手術なりの対処が必要となる。これは、内膜組織によりここまで破壊されたものかと推測されるとのことだった。まさかの再手術方向となりやっぱり落ち込んだが、糊の治療でよくならず、先が見えない時期の方がつらかったので、退院を目指して頑張ろうと思った。今回の入院は今までの入院の中で一番長く記録更新してしまったが・・・病室の患者さんを送ったり迎えたりと繰り返していくなかで、りんださんと出会う。6人部屋の病室が2人となったお昼ご飯では、病気の経過や仕事の話など、たくさんした。また、病室の患者さん皆で和やかにおしゃべりをしたりとアットホームな雰囲気に癒された。りんださんの次の日に手術を受け、経過は順調で術後5日目にして退院。その後、入院していたため行けてなかった、婦人科へ受診。これだけ気胸を再発しているし、安定して卵巣のう腫の手術を受けられるよう、ホルモン療法(中容量ピル:プラノバールの服用と今後ディナゲストの予定)を開始することとなり、現在に至る。