★プロフィール

年齢: 30代なかば 既婚

住所: 東京都

家族: 旦那さんとの2人暮らし

職業: 発症前は正社員で働いてましたが
今はゆったりパートです

趣味: 散歩と食べること マンガとLIVE

やってみたいこと: いつかにゃんこと生活したい

発症時期:2011年

病歴:左卵巣嚢腫(2009年摘出)
子宮内膜症(現在進行形)

★経過

2010年11月に子宮内膜症の治療として、5年間服用していた中容量ピル・ソフィアAの服用を、妊娠希望の為中止する。

2011年1月
区の健康診断にてレントゲンに影が写りが引っかかるが、4月に再検査で様子見になる。(レントゲンは生理中に撮影)

2011年3月くらい
生理前からいつも調子が悪くなるな~と思っていたが、妊娠希望で薬絶ちしていたので風邪が悪化してるのかな?と思っていた。
右肩・右背中の痛みも生理前から感じていたが、肩こりだと思っていた。

2011年4月
レントゲン再検査をするが、1月と影が変わらなかった為、血管が写ったのだろうと問題ナシとなる。(レントゲンは生理中に撮影)
相変わらず、生理前から具合が悪くなる。

2011年6月
生理2日目の出勤途中に、初めて背中から胸をひとつきされたくらいの激痛が走り、息が出来ない程の苦しさと痛みを味わう。その後どんどん咳が出て、苦しくなる。
歩くのも辛かったが、仕事は休めないので、そのまま出勤し、働く。
翌日、掛かりつけの内科・婦人科を受診するが、風邪の悪化による気管支炎と診断。
1習間くらいで、なんとかマシになる。

2011年7月
子宮がん検診にて、子宮体癌が引っかかる。
6月同様に生理になると肺の激痛と息苦しさと咳がでるが、風邪の悪化による気管支炎と診断。
1週間くらいで、マシになる。

2011年8月
子宮体癌の再検査にて、体癌ではなく子宮内膜増殖症の診断を受ける。
先生には、増殖症にしては子宮内膜はそんなに厚く無いんだけど…と言われる。妊娠希望継続して良いと言われ、再開。
この月の生理の時も肺の激痛と息苦しさと咳になる。
また、あの痛みだよ~という気持ちでいっぱいだけど、やはり風邪の悪化による気管支炎と診断。
仕事も相変わらず休まず出勤。

2011年9月
8月後半に受けた会社の健康診断で乳がんエコーが引っかかる。
レントゲンは生理時期では無かった為、異常ナシ。
やはり生理になると肺の激痛と息苦しさと咳がでるが、風邪の悪化による気管支炎と診断。
今までも何とか1週間くらいで、治っているので、風邪→悪化で気管支炎で疑わずにいる。
2011年3月から、毎月生理前から右肩・右背中の痛みは出ていたけど、肺の激痛と関係しているとも思いもしなかった。

2011年10月
生理初日7日の朝、出勤途中の地下鉄の中で、肺の激痛と息苦しさと咳が出たが、いつもやつ来た~!!と、風邪から気管支炎だとまた思う。
仕事が休めないので出勤し、お昼休みは医務室へ。待機の看護師さんに生理で背中が痛い事があるか聞くと、お腹の痛みが響いて痛くなる人も居ると言われる。
肺の激痛と息苦しさと咳は気管支炎、背中の痛みは生理痛だと思い込む。
夕方には喋ろうとするだけで、咳き込む。
夜はどうやっても寝られず、さすがにおかしいと思う。
翌8日
朝一で掛かりつけの内科・婦人科へ。
やはり風邪の悪化による気管支炎と診断。
あんまりにもおかしいから引き下がると、心音を確認され
右の方が弱いから、もしかしたら気胸かもしれないけど、気胸ならもっと熱が上がるしこんなに喋れないから。気になるなら緊急外来に行きなさいと言われる。

具合最悪なのに、まさかの甥っ子の運動会の応援へ行く。
頑張って咳き込みながら、応援し、フラフラでかなりキツかった…

夕方、総合病院の緊急外来を念のため受診する

2011年10月8日
肺が半分以上潰れていた為、即入院
ドレーン処置になる。

右肺に自然気胸の原因であるブラも見つかるが、今までの経過からほぼ間違いなく月経随伴性気胸であろうと言われる。

入院5日目くらいから、胸液に白いドロっとした物が混ざるようになる。
1週間目には胸液が沢山残っているのに、出なくなる。

入院10日目にドレーンの入れ直しで2本目のドレーンを入れる。
胸液を溶かす薬を入れて2日間圧力を掛け続けたが、胸液は一切出ない。

入院12日目に胸膜炎と肺炎を併発する。抗生剤の点滴投与開始。
この時撮ったCTにて肺の病変が確認される。

夕方、3本目のドレーンを入れ直すことになる。通常のドレーン処置は出来ないので、静脈麻酔でレントゲンを撮りながらのドレーン処置になる。
なんと、呼吸器内科の先生6人とレントゲン技師2人と麻酔科の先生での処置。1時間以上掛かった…
3本目のドレーンは私があまりに咳き込んでしまい、肺に傷が付いてしまった為、急遽入れた物を抜かざる得なくなった。

後日、再度4本目のドレーン処置をすると言われたが、泣いて嫌だと懇願。

手術を希望したが、肺炎と胸膜炎の併発と、胸液がドロドロで一部は固まって癒着している為、内視鏡も開胸術も出来ないと言われる。

月経随伴性気胸は子宮内膜症が原因なので、ピルが効果があるかも!と主治医に以前飲んでいた中容量ピル・ソフィアAを飲みたいと頼む。
ピルで効果がなければ、再度ドレーン処置をすることで了承を貰い、院内取り扱いが無かった為、掛かりつけの婦人科から貰って来て、翌日から服用開始になった。

2日後のレントゲン撮影で少し良くなったので、4本目のドレーン処置は回避になった。

中容量ピルと抗生剤点滴での治療を続ける。

入院中に生理を迎え、気胸で肺が少し凹む。
月経随伴性気胸が確定した。

2011年11月23日
肺炎と胸膜炎がなんとか収まり、49日間の入院生活が終わり、無事に退院。

乳がん検診は、良性のシコリで問題ナシ。

★退院後の経過

胸液が固まってしまい、若干肺が小さい子になるかもと言われたが、退院1年半程で、元に戻った。

肺炎と胸膜炎により、肺がガチガチに自己癒着しているため、今通っている病院では手術は肺が潰れない限りしないと言われている。

治療として、ソフィアAと同成分の中容量ピル・プラノバールを毎月服用(生理5日目から21日間服用)
閉経まで服用する予定。
毎月、血液検査とレントゲン撮影を行い、受診中。

肺の病変は取っていない為、毎月気胸は繰り返しているが、自己癒着しているため、肺は潰れない。
(主治医曰く、毎月何処かで穴はあいているけど、癒着している為剥がれないから肺は潰れないらしい)

自己癒着のせいか、退院後は365日毎日痛みと息苦しさはある。
特に排卵期・生理前後・気圧の悪い日は痛みと息苦しさが増す。

★痛みと息苦しさの対応

肩と背中の痛みには、モーラスパップを貼る(痛み止め成分入り冷湿布)
寝る時の息苦しさには、ビーズクッションを右側に入れて、右側を高くして寝る。

肺の痛みは仕方ないのでガマン(笑)

基本は、疲れたら横になって休むで対応してます。
気胸症状があっても、肺が潰れなければ良しとしてます。