今年のシルバーウイークは、日本全国いいお天気でしたね。

そんな9月22日(祝)、大阪のお洒落なレストランで関西のメンバーが女子会を開きました。

皆さんの素敵な笑顔から女子会がとっても楽しかったことが伝わってきます。

なかなか東京でのイベントに参加できなかった関西のメンバー、この日は四国からも駆けつけてくださった方がいたそうで大変盛り上がったようです。みんなで会えてわかり合えてホントよかったですね。

 

この会を企画プロデュースしてくださったのは、関西支部長のメルクルさん。桔梗の会立ち上げ当初からのメンバーです。忙しい仕事の合間をぬって、玉川病院での学習会には毎回新幹線で上京し参加してくださっています。

メルクルさんは、2年前に気胸の再発を繰り返し、主治医からもう癒着しかないと言われ、心配しているご家族のためにと癒着療法を受けました。

その後、学習会等で癒着療法による影響や将来についての心配な情報を耳にするたび、何度も何度も葛藤してきました。

【前向きな気持ち】

正直、毎日不安との戦いはあるものの1年半の間に緊急入院4回+日帰りドレーンを加え3回も続けて手術した辛い日々に比べたら癒着してから1年半大きな再発がなく入院を免れているので、それはそれで良かったのだと受け入れるしかないと思っています。

毎月身体の異変を感じながらも、いつ再発するかわからなくて、仕事に穴をあけるかも、会社に迷惑をかけるかもしれないという不安は軽減されたのでそれだけでも私にとってはかなり楽になりました。

【大きな再発したらどうしようという大きな不安】

癒着術を進められた時に、次に再発しても手術はできると説明は受けましたが実際栗原先生のお話を聞くとかなり大変なことになると聞き恐怖を煽られました。

担当の医師からは何回手術しても再発するんだからもう引っ付けちゃえ!というエイヤー感を感じ(被害妄想) 癒着に対して大きく抵抗を示しましたが、結局のところ他の選択肢を与えられませんでした。

親にもそういう風に説明されたので親から癒着してくれと頼まれた為、仕方なく受け入れるしかありませんでしたが正しかったのかどうかはわかりません。

こうして振り返ってみると、仕事を辞められる環境で、それでも生活ができる環境であれば意地でも玉川病院へ行っていたと思います。

 

 

これが、メルクルさんの正直な今の気持ちだそうです。

癒着療法をされてきた方は、皆さん大なり小なりこのような相反する2つの思いのはざまで揺れているのではないでしょうか?

・・・今、メルクルさんは

「あの時、癒着したからの出逢いや気づき、そして今の自分がある。先の心配をしても仕方ない。今を精いっぱい楽しく生きていく。」とその時の判断を前向きに意味づけをして受け入れ、家族や仲間とともに乗り越え、仕事に結婚生活に趣味にと元気な毎日を送っています。

そんな輝いているメルクルさんの周りには、だんだんとたくさんの仲間が集まってきています。

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関西でも玉川病院のような治療が受けられるようになってほしい!!栗原先生のような医師がそばにいてくれたら、どんなに安心できるだろう…

それが、関西メンバーの切実な願いなのです。

 

 

(文責:りんだ)